金属3Dプリンタ技術開発の最新事例や研究成果などを配信します

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第3回 金属粉末のレーザ条件導出アルゴリズムの開発(世界初)

世界初だと記載しましたが、正直なところ競合各社が社内ユースのみで開発されているかもしれません、少なくとも市販されている金属粉末のレーザ条件ソフトはありません。このようなアルゴリズムは新規参入しようとしている企業もしくは、新たな金属粉末の条件を出そうとトライしている金属3Dプリンタユーザにとっては生唾ものかもしれません。

理由は、金属3Dプリンタの金属粉末毎のレーザ条件出しは、業界各社も相当な時間を費やしていると思われます。

  • 複数の条件設定
  • 複数のテストピース造形
  • それらのテストピースの試験評価

を何回、何回も繰り返している・・・
実験途中で、レーザ条件をいろいろと手探りで変更し、探りながら出力(P)、速度(V)ピッチ(S)等々・・・・データを作っては、造形して、そして試験評価しての繰り返し・・・・・最適な条件を見つけるために我々も、最近まで、これらの多大なプロセスを得ておりました。
長い期間を必要とし、手戻りもあり非常に面倒な作業であります。

いつも、このプロセスがなんとか効率よく出来ないか、コンピュータ上でのシミュレーションが出来ないか約8年間、試行錯誤して参りました。
今は、金属粉末の成分情報及び必要情報を入力すると

以下のような狙値が自動的に算出されます。

これにより大幅な時短をすることが可能になります。

4年前に、ある関連性があることを発見し、仮の公式を組立て、仮定法から逆算して、この数年試行錯誤し実験を繰返し、現在の公式を導き出したことで、今は中心値が、外れないところまでに来ています、現時点も引き続き大学などの協力を得ながら精度アップさせています。

本コラムは、技術的なコラムではなく、状況報告のブログのようになってしまっていますが、ご容赦下さい。

株式会社OPMラボラトリー
代表取締役 森本一穂